義経の舟隠し
よしつねのふねかくし □石川県羽咋郡志賀町
源義経の伝説が残る、断崖絶壁の割れ目。
目が眩むほどの断崖絶壁に、大きな割れ目のように切り込んだ入江、かつて源義経がそこに48隻の舟を隠したという伝説をもとに、この景勝地は義経の舟隠しと呼ばれます。
幅5m、奥行き100mに渡って、断崖絶壁が真っ二つに割れています。そこに波が入り込んでは音を轟かせます。兄・頼朝の厳しい追っ手から逃れるため、海難の際に舟を隠したと言い伝わりますが、果たしてこんなに激しい波が打ち寄せて荒ぶる入江に舟は壊れなかったのかと思ってしまいます。
駐車場からは300mほど、断崖の上を歩きます。海からは強い風が吹き付けます。絶壁に立つ老松の幹が陸方向に大きく傾いているのは、冬場の強風と冷たさを容易に想像させます。
能登半島西岸の景勝地。この辺りには海際に断崖絶壁が続き、ダイナミックな景観が見られる。
断崖絶壁が真っ二つに割れている。
海の荒野といった最果て感もある。
奇景を形作る崖の上を、歩くこともできる。
展望台には柵がありますが、その横からは義経の舟隠しを形作る崖の上を歩くことができます。それはそれは、スリル満点。ちょっと間違えれば滑って奈落の崖下へ落ちてしまいそうなくらい、断崖の縁ギリギリの獣道。先端まで行くとそれこそ足がすくむ高さで、海からの風も手伝って長くは立っていられません。
またそこからは崖の傾斜を降りてゆくこともできます。高さは30mほどあるので、磯まで降りて、そしてまた登るにはなかなかの体力が必要ですが、家族連れなど結構な数の方々が磯まで降りていました。僕も途中まで降りたものの中程で断念。登りはまるでロッククライミング。崖にへばりついて登るような場所もあり、冒険気分でアスレチックも楽しめる観光名所でした。
高さ30mほどの海崖の傾斜を降りてゆくこともできる。荒々しい岩壁にハラハラしながら。
今にも崩れそうな岩の表面。
西日が海を均一に照らす。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 義経の舟隠し |
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所在地 | 石川県羽咋郡志賀町前浜地内 |
問い合わせ先 | 0767-32-1111 | 志賀町役場商工観光課 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内無料駐車場 |
公式サイト | - |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/能登金剛 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121162-d8775146-Reviews-Yoshitsune_no_Funekakushi-Shika_machi_Hakui_gun_Ishikawa_Prefecture_Hokuriku_Chu.html |
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