大町藤公園
おおまちふじこうえん □兵庫県朝来市
谷風に幽玄として揺らぐ、鮮やかな藤。
夜久野高原の爽やかな風が届く大町藤公園。4月下旬から5月にかけて、見事な藤が咲き乱れます。延べの長さが500mにもなるという藤棚は一面にたわわな花房で埋め尽くされ、たくさんの人々が藤の花の下に集います。藤の名所和気から接ぎ木したものだそうで、谷風に揺らぐ幽玄の様子は、まさにこれが藤波というもの。
五月晴れの昼下がり、心地よく吹き抜ける風が、はらはらと揺れる藤から淡く甘い香りを誘い出します。抜けるような空に初々しい新緑、そして藤の花の優しい紫色。見事な春色景色を愛でながら、中央にある円形の池のほとりでのんびりと。
兵庫県と京都府にまたがる夜久野高原で1999年に開園した、鮮やかに咲き誇る藤が有名な公園。
毎年、藤が開花する時期だけ開園する。
公園の背景には新緑の山並みが控える。
藤棚は総延長500mもある。
藤棚の中心にある池と噴水。
鯉たちは、水面に浮く藤の花びらに興味津々。
もちろん頭上には美しい藤棚があり、みつばちが楽しそうに花から花へ蜜を求めています。池を泳ぐ鯉たちは、水面に浮く藤の花びらに興味津々。口に入れてはぷいっと放り出し、初夏の陽気に温められた水中で気持ちよさそうに遊んでいます。
ふと目を公園の奥にやると、たくさんの鯉のぼりが、こちらも心地よさそうに青空を泳いでいます。園内にもうひとつある池「大町池」にその影を映して、水面で揺れるそれはまるで池の中を本当に泳いでいるかのよう。
園内にある「大町池」の堤防の上では、毎年無数のこいのぼりが5月の青空を泳ぐ。
色や形の違う数種類の藤が咲き誇る。
藤棚の上に伸びた枝にも花が咲く。
真っ白な藤も咲いていた。
池の堤防を埋め尽くしていた芝桜。
着物の生地にしたくなる、華麗で可憐な色。
池は小高くなった丘の上にあり、そこからは広大な藤棚を見下ろすこともできます。藤棚って上から見ると淡い黄緑色の葉がきちんと茂っていて、花の紫色と混じり合ってとても綺麗。そのまま着物の生地にしてしまえそうな、華麗で可憐な色をしていました。
まるで五月雨のように藤の花が降り注ぐ。風に揺れる様子もまた優雅で美しい。
池の堤防から見る大町藤公園の全体像。
大町池の周りには美しい新緑の山。
園内にある水車越しの景色。
メインエントランスの表札。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 大町藤公園 |
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所在地 | 兵庫県朝来市和田山白井1008 |
問い合わせ先 | 079-670-1636 | 大町公園管理組合 |
休業日 | 開園時期:4月下旬~5月中旬 |
料金 | 有料 |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://www.oomachi.info/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022837-d8436171-Reviews-Shirai_Omachi_Fuji_Park-Asago_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 201805 |
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