河原町妻入商家群
かわらまちつまいりしょうかぐん □兵庫県丹波篠山市
丹波特有の妻入りの建物が、軒を並べる。
篠山城趾を取り囲む濠の南東角から、少し東へ歩いた一角にある河原町妻入商家群。伝統的建造物保存地区に指定されているエリアで、京街道沿いに丹波地区特有の妻入りの建物が軒を並べています。
古くから京都と山陰・山陽をつなぐ交通の要衝だった篠山に、1609年に徳川家康の命によって篠山城が築かれました。この河原町のあたりは、その城下町の商業の中心地だった地区。今も藩政時代の繁栄の面影が色濃く残っています。その最たるものが妻入りの商家が立ち並ぶ景観。間口が5mから8mほどと狭く、奥行きは40m以上あるという極端に細長い建物ばかりで、それが約600mほど続きます。
城下町の商業の中心地だった地区で、妻入りの商家が立ち並ぶ藩政時代の面影が色濃く残っている。
伝統的建造物保存地区として整備されている。
かつての国鉄バス園篠線を偲ぶ石碑も。
伝統と先進、落ち着きと活気が自然に融合している。
通りは観光客向けに整備され、綺麗に舗装された道路や近代的な公園が整っています。でもこの家並みだけは昔からの姿そのままに保存され、江戸時代からの雰囲気を今もしっかりと守っています。
左右を見回しながら、かたつむりみたいにゆっくりと散策します。お城では名物の桜が咲き誇る時期、道行くたくさんの人々も軽やかな足並みをわざと緩めて、小さな歩幅で商家の一軒一軒、中をのぞき込むようにして古く小さな発見を楽しみます。通りには古い建物を改装したギャラリーやカフェ、軒先で地元の特産物を並べるお店、また最近は若者向けの雑貨店なども開かれ、伝統と先進、落ち着きと活気が自然に融合している感じ。一時は寂れた通りになったといいますが、今やかつての時代のように賑わいを取り戻したかのようでした。
古い建物を改装したギャラリーやカフェ、軒先で地元の特産物を並べるお店などが並ぶ。
元醤油屋だった「西坂家住宅」。
脇道にも風情が漂う。
河原町妻入商家群の町角に見つけた八重桜。
どの商家も情緒ある造りをしている。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 河原町妻入商家群 |
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所在地 | 兵庫県丹波篠山市河原町 |
問い合わせ先 | 079-552-3380 | 篠山観光案内所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | - |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/河原町妻入商家群 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022833-d8149244-Reviews-Kawara_Tsumairi_Merhant_Houses_Street-Tanba_Sasayama_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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