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霧島スカイライン 霧島スカイライン

霧島スカイライン

きりしますかいらいん □鹿児島県霧島市
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ
オススメ度

高原を駆け抜ける、壮快ドライブウェイ。

通称霧島スカイラインと呼ばれているのは、霧島連山の西側を走る高原道路。鹿児島と宮崎の県境をまたいで走り、道沿いには硫黄谷温泉、韓国岳、不動池えびの高原、大浪池、林田温泉などの雄大な自然と火山が作り出す温泉が点在します。かつては有料道路でしたが、今は無料で解放されているドライブウェイです。
濃霧に煙る霧島スカイラインを走っていると、ふたつの発見に遭遇しました。まずは急なカーブ地点の脇からもうもうと吹き上がる水蒸気。鹿児島側の硫黄谷付近は急カーブの連続する登坂道路なんですが、ところどころに火山性ガスの噴出している場所があります。そのうちのひとつなんですが、ヘアピンカーブのすぐ脇、真っ白で密度の濃い水蒸気が絶え間なく湧き上がり、その周辺には強い硫黄臭があたりにたち込めているところがありました。ひょっとしてこの場所で今日の雲が生まれているんじゃないかと思わせるくらい、大量の白煙が勢いよく立ち昇っています。ガスの危険性を知らせる案内板があって少し怖いんですが、その迫力には圧倒されてしまってしばらくその場を離れられませんでした。

霧島スカイライン

霧島連山の西側を走る高原道路。硫黄谷付近では道路の脇から熱水や熱気が噴出し、迫力ある光景が見られる。

美しいアカマツの森、しなやかな野生の鹿。

それからしばらく走るとやや霧も晴れ、まっすぐな道となり、それまでの緊張感が少しほぐれた時に出くわしたのは、野生の鹿たち。道の両脇には幹の赤いアカマツの森が続き、それが美しく素敵な場所でした。奈良の鹿とはまた少し違い、すらりとした肢体にやや濃い鹿毛色。道の脇でこちらを見るように数頭が待っていたので、バイクを降りてごあいさつ。どうやらある程度は人間に慣れているみたいで、逃げ出すそぶりはありません。小さなバンビを連れた母鹿もいて、その優しく大きな目やしなやかな毛並に惹かれました。
あいにくの空模様だったため、そのほとんどが霧の中を走っている感じでしたが、それでも自然の中をドライブする楽しさをあらためて実感できる道でした。

霧島スカイライン

えびの高原ではアカマツの森が続き、豊かな自然の中を走る。

photo.

photo_by_九州旅ネット

アクセスマップ

詳細情報

名称 霧島スカイライン
所在地 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
問い合わせ先 0995-76-1111 | 霧島市牧園総合支所産業振興課
休業日 -
料金 -
駐車場 -
公式サイト -
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/宮崎県道・鹿児島県道1号小林えびの高原牧園線
食べログ -
トリップアドバイザー -
LAST VISIT 200808                         

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