草津温泉・湯畑
くさつおんせん・ゆばたけ □群馬県吾妻郡草津町
壮観の湯煙、草津温泉の揺るぎなき心臓部。
草津温泉は説明も不要なくらい有名な温泉ですが、その源泉のひとつが湯畑。草津温泉中心部の広場にある、草津のシンボルです。毎分4000リットル以上という大量の湯が湧き出し、もうもうと立ち上がる湯気と熱気は壮観の眺め。草津温泉はこの湯畑を中心にして広がります。
地中から湧出した源泉は、この湯畑の仕組みの中で湯温を下げます。源泉のままだと熱すぎるため、湯畑のずらりと並んだ長い木樋に流して外気に触れさせ、約48℃の適温にするというもの。同時に湯に含まれる湯の花を濾しとり、沈殿させて採取するという役目も持っています。湯の花が採れる畑ということが、湯畑という名の由来であるそうです。
草津温泉中心部の広場にある。源泉のままでは熱すぎるため、湯畑を通すことで約48℃の適温にするというもの。
ライトアップされた湯畑は、幻想的な雰囲気。
大きな滑り台みたいな湯畑を流れるのは、まさに湧き出たばかりのフレッシュな源泉。急に冷たい山間の空気に触れ、驚いたように大量の湯煙を放っています。木樋を流れたあと、最後は湯滝から滝壺へと注ぎ込みます。その轟音もまた迫力満点。滝壺は美しい緑色をしていて、源泉が生まれる場所、白根山の湯釜を彷彿とさせます。夜はまた昼にも増して美しく、ライトアップされた湯畑が幻想的な雰囲気を醸し出します。
毎分4,000ℓもの源泉が湧き出す。夜にはライトアップされ幻想的な雰囲気に。
温泉に入ったあとの、そぞろ歩きも趣ある町。
湯畑は石の柵で周囲を囲まれ、さらにその周りには瓦を敷き詰めた遊歩道が整備されています。白根山を型どったベンチがあったり、石の柵には草津温泉を訪れた著名人、例えば小林一茶や山下清などの名が刻まれていたり、温泉に入ったあとのそぞろ歩きも飽きません。
土産物屋や飲食店も立ち並んでいて、旅の気分も最高潮。たくさんの人を吸い寄せ、まさにここが草津の中心であることが実感されます。草津温泉はとても巨大な温泉街ですが、湯畑はまさにその街全体を動かす心臓のような力強さのある場所でした。
特に冬場は大量の湯気が壮観。まるで温泉街全体の動力装置のよう。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 草津温泉・湯畑 |
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所在地 | 群馬県吾妻郡草津町草津 |
問い合わせ先 | 0279-88-0800 | 草津温泉観光協会 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | なし |
公式サイト | https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/onsen/index.php |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/湯畑 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g303152-d550750-Reviews-Yubatake_Hot_Water_Field-Kusatsu_machi_Agatsuma_gun_Gunma_Prefecture_Kanto.html |
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