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鳴門スカイライン 鳴門スカイライン

鳴門スカイライン

なるとすかいらいん □徳島県鳴門市
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オススメ度

入江と島々が作る景観を走る、爽快ドライブウェイ。

鳴門海峡を爽快に駆ける大鳴門橋を渡り終えて、いやまだもう少し海際を走っていたいという思いでバイクを走らせていたら、いつのまにか迷い込んだような感じで鳴門スカイラインを走っていました。この道を終点まで走ると、その時に目的地としていた場所へは遠回りになってしまうんですが、心地良い起伏のあるワインディングが軽妙なこの道を、最後まで走ってみることにしました。
鳴門スカイラインは、鳴門公園から四国本土に隣接する島田島を渡って国道11号線、高松方面に向かうドライブウェイです。当初は有料道路でしたが、1996年からは無料開放されました。

鳴門スカイライン

大鳴門橋から香川方面へ向かうドライブウェイ。入江と島々が作る風光明媚な景色が魅力。

鳴門スカイライン 鳴門スカイライン

空から見た鳴門。手前の山を走り抜ける。

鳴門スカイライン 鳴門スカイライン

静かな入江と山並みの対比が美しい。

ジェットコースターのように、めまぐるしく切り返すステアリング。

渦潮を現出させる海峡の地形が複雑であるように、鳴門スカイラインを囲む地形も複雑です。この辺りはリアス式海岸になっていて、高台の上を細かなカーブで縫ってゆきます。ジェットコースターのようにアップダウン、ヘアピン、ストレート、S字。めまぐるしく切り返すステアリングがなかなかに忙しい道です。
途中には橋がいくつか登場し、そこから見下ろす景色、凪いだ入江に筏が無数に浮かんでいる様子は、この辺りの海の生活の原風景を見たような気がして胸に響きます。全長約11kmの道のりなんですが、全くその長さを感じさせない素晴らしい景色に出会えます。
別の日、夕暮れを迎えようとする鳴門スカイラインを通りました。傾いた太陽の作る影が、起伏やカーブのたびに多彩な陰影を景色にもたらします。次々と多彩な表情を見せる道は、スカイライン上のハイライト、四方見橋でそのクライマックス。穏やかなウチノ海に無数の筏が並び、斜めから照らされる海面はやや黄色を帯びて美しく、平和な夕暮れの風が吹き抜けます。

鳴門スカイライン

全線を通じてドライブが楽しい道。写真はジェットコースターみたいな勾配が特徴的な「四方見橋」。

鳴門スカイライン 鳴門スカイライン

対岸に四方見橋の影が落ちていた。

鳴門スカイライン 鳴門スカイライン

場所によっては大鳴門橋も望める。

とっておきの場所の、とっておきの夕暮れ時。

急坂になった橋を上りきったところにある四方見展望台。駐車場に愛車を停めドアを閉めると、窓ガラスに映る淡い群青色の空。東の空はそろそろ色を失いかけています。西の空はいよいよ燃えるように色づき、真ん中にいる僕には海から柔らかい風が吹き上がってきます。対岸の淡路島では島にぶつかった海風がもくもくと雲に姿を変え、止まることなく風に吹かれ流れてゆきます。
四方見橋の傾斜の影がくっきりとウチノ海の水面に刻まれています。ここにはたっぷりの時間があります。ずっと眺めていると影はだんだんと伸びて遠ざかってゆき、小さな半島にぶつかって山肌に沿ってまた伸びてゆきます。とっておきの場所のとっておきの夕暮れ時。その場を離れて少し、車を停め振り返ると、さっきの展望台と個性的な四方見橋が夕日の中に真っ黒なシルエットを浮かび上がらせていました。

鳴門スカイライン

鳴門スカイラインの夕暮れ。四方見橋の美しいシルエットが浮かび上がった。

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空も近くに感じられる道。

鳴門スカイライン 鳴門スカイライン

道中にあった廃墟にて。

photo.

photo_by_軽自動車ホームレス写真集

アクセスマップ

詳細情報

名称 鳴門スカイライン
所在地 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦~北灘町櫛木
問い合わせ先 088-684-1157 | 鳴門市商工観光課
休業日 -
料金 無料
駐車場 展望台駐車場(無料)
公式サイト -
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/徳島県道183号亀浦港櫛木線
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g678355-d2170594-Reviews-Naruto_Skyline-Naruto_Tokushima_Prefecture_Shikoku.html
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