お水取り
おみずとり □奈良県奈良市
一年の健康を願って火の粉を被る、そして春が来る。
奈良のまほろばを見晴らす東大寺・二月堂の舞台を、煌々と燃える松明がねり歩き、振り回された無数の火の粉が舞い上がります。その火の粉を被れば、この一年を健康に過ごせるとも言われ、二月堂の下にはたくさんの人が待ち受けます。勇壮な火の勢いは観客を明々と照らし出し、歓声が古寺を震わせる豪快な行事です。
正式には「修二会」と呼ばれるお水取りは、なんと752年から一度も途絶えることなく1200年以上続く行事。毎年3月1日から始まり、14日まで夜毎10本の松明が古都の夜に舞います。
舞台は東大寺二月堂。752年から一度も途絶えることなく1200年以上続く行事。
夜空と境内と人々を焦がす、大松明。
クライマックスの12日だけは11本の松明が灯されます。この日はお水取りという名の由来となった、「若狭井」と呼ばれる井戸から観音様に供える神聖な水を組み上げる儀式が行われるのです。
そして夜空と境内と人々を焦がす大松明は、そろそろ咲き始めた梅の花と同じように、奈良の町に春を告げます。お水取りが終わると、奈良の人々はうららかな春の兆しを心のどこかに感じ、来たるべき訪れを待ち望みます。
火の粉を被れば、この一年を健康に過ごせるとも言われる。奈良に春の到来を告げる行事でもある。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | お水取り |
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所在地 | 奈良県奈良市雑司町406-1 |
問い合わせ先 | 0742-22-5511 | 東大寺 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | https://www.todaiji.or.jp/annual/event/shunie/omizutori/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/修二会 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298198-d319883-Reviews-Nigatsu_do_Temple-Nara_Nara_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200603 |
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