ツル茶ん・トルコライス
つるちゃん・とるこらいす □長崎県長崎市
大正時代から続く喫茶店、ミルクセーキも名物。
それは簡単に言うと「大人用お子様ランチ」。長崎名物トルコライスとは、ピラフ・スパゲティ・トンカツがひとつの皿に盛られた料理。名前の由来には諸説ありますが、発祥を含めよく分からないのだとか。高度成長期の喫茶店ブームに合わせて1950年代に一般的になったと言われ、長崎の喫茶店にはごく普通に見られるローカルメニューです。
トルコライスを出すお店はほぼ喫茶店の数だけあるので、ほんとに町のあちこちで食べることができますが、中でも有名なのが「ツル茶ん」。1925年に創業した歴史ある喫茶店で、思案橋電停近く、観光通から一歩奥まった通りにあり、外観はごく普通の喫茶店という感じ。周辺の雑多な街の雰囲気に馴染むようにたたずんでいます。
1925年に創業した歴史ある喫茶店。長崎名物トルコライスが美味しいと評判の人気店。
佇まいや看板に感じるレトロモダン。
「長崎洋食トルコライス」の看板に誘われる。
バラエティに富んだ、ツル茶んのトルコライス。
レトロな空気感が心地よい店内にはトルコライスに関する歴史や資料が壁に紹介されており、皿が出されるまでの間もそれらを見回して楽しめます。
ツル茶んのトルコライスはバラエティに富んでいて、基本のトルコライスの他にもシーフードトルコ、チキントルコ、トンカツの代わりにビーフステーキが載せられたテキトルコなど、6種類の味を楽しめます。どれもボリュームたっぷり。2階にある厨房前のカウンター席で、手際よく調理されていく様子を眺めながらの食事もまた楽しいものです。
長崎名物トルコライスとは、ピラフ・スパゲティ・トンカツがひとつの皿に盛られた料理。
大正時代の創業時から変わらない、懐かしい味。
それとこのツル茶んにおいて忘れてはいけないのが、ミルクセーキ。大正時代の創業時から変わらない製法。懐かしいさいっぱいの一杯、それは飲み物というよりは、シャーベットを食べるような感覚です。優しくてほっとするような甘さと香り。ミルクの芳醇なコクもたっぷり味わえる素敵な一杯でした。
かつて開港の街・長崎に流れていたハイカラな空気が、今もしっかりと息づいているように感じられるツル茶ん。その中で自慢のメニューをいただきながら、気取らず飾らず、ごくごく自然体でいられる雰囲気がとてもリラックスできるお店でした。
もう一つの名物「ミルクセーキ」。大正時代の創業時から変わらない製法で、懐かしいさいっぱいの一杯。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | ツル茶ん・トルコライス |
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所在地 | 長崎県長崎市油屋町22-47 |
問い合わせ先 | 095-824-2679 | ツル茶ん |
休業日 | 無休 |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | - |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000064/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298568-d1690401-Reviews-Tsuruchan-Nagasaki_Nagasaki_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html |
LAST VISIT | 202206 |
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