黒壁スクエア
くろかべすくえあ □滋賀県長浜市
新古が見事に融合した、長浜の中心エリア。
秀吉時代の城下町、江戸時代は北国街道の宿場町として長らく栄えた町、長浜の中心部に1989年に出来た新しい観光スポットです。新しいと言っても、昔ながらの長屋や洋館を改装した飲食店や土産物屋が並び、博物館やギャラリーや古くからの老舗がそのまま混在する、新古を巧く融合させた街区です。開業以来、長浜への観光客は増え続け、今や年間約300万人が訪れるという湖北随一の観光スポットになっています。
まず目に入るのは黒壁壱號館「黒壁ガラス館」。1899年に町の中心的な交差点「札の辻」に建てられた旧第百三十銀行を改装した、黒壁スクエアのシンボルです。「黒壁銀行」と呼び親しまれたこの建物、重厚な黒漆喰に白い窓枠が映え、その独特の風貌が印象的です。和洋折衷のモダンな建物をそのまま利用した店内では、ガラス細工の作品が多数展示販売されているほか、隣の黒壁弐號館の工房ではガラス工芸を実際に体験できる施設もあります。
城下町・宿場町として栄えた長浜の町並みを活かした観光エリアで、和洋ともにレトロな雰囲気。写真は「安藤家屋敷」。
北陸と京都を結ぶ北国街道が中心。
黒壁スクエアを流れる水路。
町のシンボルでもある「大通寺」。
大通寺門前の参道。
日常の中に溶け込んでいる情緒が、美しい町。
また虫籠窓や紅殻格子といった近代商家の建築様式が見学できる「北国街道安藤家」や、400年以上の歴史がある長浜曳山まつりをテーマにした「曳山博物館」など、黒壁ガラス館を取り巻くようにして見どころがぎゅっと詰まっています。黒壁スクエアを一歩外へ出ると表参道商店街があり、こちらも古きと新しきが同居する魅力的な町並みを楽しめます。
長浜の町をそぞろ歩きしていると、小さな発見がたくさんあります。それは民家を縫うように流れる水路に揺れる水草であったり、路地のほんの少しの日溜まりの中に精一杯花を咲かす桜の木であったり。歩くほどにその魅力に引かれてゆく、日常の中に溶け込んでいる情緒が美しい町でした。
黒壁スクエアには町家や土蔵や洋館、古くからの街道や水路など、多くの時代が同居しているのが魅力。
太鼓櫓が印象的な「浄琳寺」。
焼き鯖寿司で有名な「翼果楼」。
明治7年に建てられた「旧開智学校」。
昭和レトロなデザインにファンも多い「長浜タワービル」。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 黒壁スクエア |
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所在地 | 滋賀県長浜市元浜町 |
問い合わせ先 | 0749-65-2330 | (株)黒壁 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | http://www.kurokabe.co.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/黒壁スクエア |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023582-d1425167-Reviews-Kurokabe_Square-Nagahama_Shiga_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 200707 |
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