おはなはん通り
おはなはんどおり □愛媛県大洲市





<レトロな町並み、旅情をセピアの夕暮れが包む。>
NHK朝の連続テレビ小説の舞台となり、その名がつけられた愛媛県大洲市の「おはなはん通り」。明治から大正にかけての商家や土蔵が建ち並び、ノスタルジックな雰囲気を楽しめます。伊予の小京都とも呼ばれる情緒あふれる街並みを、ゆっくりと散策してみませんか。本記事では、おはなはん通りの魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
レトロな町並み、旅情をセピアの夕暮れが包む。
昭和41年にNHKで放送されていた朝の連続テレビ小説「おはなはん」。底抜けに明るく困難にもくじけないひとりの女性の生涯を描いたドラマで、平均視聴率が45.8%という国民的人気番組でした。
僕の生まれる前の話だし、その番組を見たことは一度もなかったので、ちょっと勉強してから行けばよかったかなと思うんですが、それでなくてもおはなはん通りはレトロな町並みに旅情が刺激される場所でした。
おはなはん通りは、「おはなはん」のロケがこの周辺で行われたためにその名で呼ばれるようになりました。ドラマの時代背景に合致する、明治から大正にかけての建物と町並みが残る、風情あふれる通りです。

明治から大正にかけての建物と町並みが残る、風情あふれる通り。夕暮れ時は一層ノスタルジックに。
古くから商人町として栄えた家並み、伊予の小京都。
伊予の小京都と評される大洲市の中でも最もその情緒を醸している地区で、町の中心部を流れる肱川の南側に位置します。古くから商人町として栄えた町で、主産業だった養蚕や製糸の土蔵や武家屋敷が軒を連ねる町並みは、今もたくさんの人通りで賑わいます。
大洲城を訪れたあと、人もまばらになった夕刻。夕暮れの茜空が通りまで降りてきて、町はセピア色に染まります。土蔵の腰板にも、白漆喰となまこ壁にも、色褪せた写真のような薄いベールがかけられます。商店は早くも暖簾を片付け、通りはすでに一日が終わった様子。夜の粒子が密やかに町に流れ込んできます。昼間は賑わいを見せていた通りは、祭りのあとの境内みたいに、急にひっそりと静かになりました。けどその少し寂しい静けさが、夕方のおはなはん通りにはとても似合う空気でもありました。

周囲には「臥龍山荘」や「おおず赤煉瓦館」などの観光スポットもある。
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アクセスマップ
■公共交通アクセス
- JR予讃線 伊予大洲駅下車 → 宇和島バス(宇和島行)で「大洲本町」停まで約4~7分、徒歩約5分で到着。
■車でのアクセス・駐車場
- 松山自動車道 大洲ICより大洲バイパス経由で約2km・約3分。
- 駐車場:大洲まちの駅「あさもや」に無料で約40~43台分。大型車も6台駐車可能。
詳細情報
名称 | おはなはん通り |
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所在地 | 愛媛県大洲市 |
問い合わせ先 | 0893-24-2111 | 大洲市商工観光課 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://www.city.ozu.ehime.jp/site/kanko/1219.html |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022355-d1529688-Reviews-Ohanahan_Street-Ozu_Ehime_Prefecture_Shikoku.html |
LAST VISIT | 200508 |
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