うどん本陣山田家・讃岐うどん

風流な空間で味わう、名物「釜ぶっかけ」。

高松の景勝地・屋島の麓に佇む、おそらく讃岐うどん店では最も風格と趣きのある純和風の建物で営まれている、うどん本陣・山田屋。大きな提灯が提げられた門をくぐり、玉砂利の敷かれた庭を通って店内へ続きます。
畳の部屋に通されうどんが出てくるまで店内を見回せば、まるで京都の古い町屋のような落ち着いた和の空間。柔らかな照明が和みの雰囲気をかもしだします。縁側の向こうには季節を感じさせる、よく手入れされた中庭が広がっています。かつては造り酒屋で庄屋だったというこの旧家は、今や有形登録文化財に指定されている名建築でもあるのです。

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風格と趣きのある純和風の建物で営業している山田家。かつては造り酒屋で庄屋だったというこの建物は、有形登録文化財に指定されている。

入口には大きな提灯が提げられている。

店内は京町家のような落ち着いた和の空間。

強力なコシを持つ麺は、艶やかな光沢を纏って。

そんな落ち着いた贅沢な間でいただくのは「釜ぶっかけ」。強力なコシを持つ麺は、艶やかな光沢を纏っています。確かな弾力に加えて、つるつるとした爽やかな喉ごし。噛み進めるのが楽しくなるような食感です。
ダシを好みの量に注ぎ、同じ盆にのせられているネギやスダチ、ゴマやしょうがなど、たくさんの種類の薬味を好みの量で混ぜていただきます。色々な組み合わせで様々な味の変化を楽しめます。こうして、自分好みにアレンジするのはなんだか贅沢な気分。
素敵な空間でいただく山田屋のこの贅沢なうどんも、お値段は例に漏れず讃岐うどん標準価格、釜ぶっかけ650円。ほんと、びっくりしてしまいます。

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看板メニューは「釜ぶっかけ」。シコシコのうどんを自分好みにアレンジしながらいただく。

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