野沢温泉・麻釜
のざわおんせん・おがま □長野県下高井郡野沢温泉村
野沢温泉のシンボルは、今日も人々の暮らしの中に。
毛無山裾野のゆるやかな傾斜の地にある野沢温泉。風情豊かな温泉街の坂道を一番上の方まで歩くと、麻釜と呼ばれる源泉があります。もくもくと湯煙を上げて、柵に囲まれた麻釜は、野沢温泉の観光名物であるとともに、今も昔も地域の住民の方のリアルな生活の舞台でもある名泉です。
麻釜には大釜・茹釜・円釜・竹伸釜・下釜という5つの湯だまりがあります。それぞれ70℃から90℃以上で湯温に違いがあり、用途によって使い分けられています。用途というのは野菜を茹でることであったり、工芸品用の竹を熱するためであったり、かつては養蚕に使う蚕具の消毒であったりしたそうです。また野沢温泉にあるいくつかの外湯の源泉としても利用されています。
麻釜には大釜・茹釜・円釜・竹伸釜・下釜という温度が違う5つの湯だまりがある。それぞからもうもうと湯煙が上がっている。
町の人たちと、温泉との密接に関わりあい。
でもやっぱり見ておきたいのは麻釜で地元の方々が日々野菜を茹でる光景。特にあの緑々とした野沢菜をここで茹でると、より色鮮やかに、そして甘く茹であがるんだそうです。そういった光景は毎日のように見られ、町の人たちが温泉と密接に関わりあいながら生活している様子が実感できます。
また付近には土産物屋か八百屋か見分けのつかないような地元のお店が軒を連ね、旅情を誘う町の風景があります。麻釜から常に立ち上る湯けむりは、ほのかな硫黄の匂いをその一帯に漂わせて、訪れる人々の足を止めています。
麻釜を利用して野菜や温泉玉子などが茹でられている。町の人たちが温泉と密接に関わりあいながら生活している。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 野沢温泉・麻釜 |
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所在地 | 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8712-1 |
問い合わせ先 | 0269-85-3114 | 野沢温泉村役場商工観光課 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://nozawakanko.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/野沢温泉 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1120620-d9570008-Reviews-Ogama-Nozawaonsen_mura_Shimotakai_gun_Nagano_Prefecture_Koshinetsu_Chubu.html |
LAST VISIT | 200708 |
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