生田神社
いくたじんじゃ □兵庫県神戸市
神戸の地名の由来にもなった、歴史ある神社。
神戸の繁華街・三宮の中心部にある生田神社は、最近では有名人の結婚式が行われたことで一躍全国に名を知られましたが、歴史は古く、昔から神戸市民にとってなじみ深い神社として慕われてきました。実は神戸という地名の「神」というのは、かつて神戸市中央区一帯を社領としていたこの生田神社の「神様」なんです。
日本書紀によれば、生田神社の創建は201年。縁結びや恋愛成就の神として知られる稚日女尊を祭神としている。
鮮やかな朱色が目を引く楼門。
震災から見事に復興を遂げた本殿。
幾多の試練も乗り越えてきた、地域のシンボル。
正月三ヶ日には毎年150万人もの人々が初詣に訪れ、生田神社にその年のそれぞれの願いを託します。
また1938年の神戸大水害、1945年の神戸大空襲、1995年の阪神大震災など、幾多の試練を受けつつ、その都度再建されてきました。鮮やかな朱塗りがまぶしい伝統様式を尊重しながらも、現在の社殿の柱は鉄筋コンクリート造りだそうです。
生田神社の社領を神の地神の戸と呼ばれたことから、今日の「神戸」の地名が生まれたとされる。
本殿の屋根に載る、カササギの像。
樹齢500年だったというご神木の切り株。
静かで落ち着いた森に、澄んだ光の筋。
しかしながら本殿の奥には、「生田の森」と呼ばれる静かな森が広がっています。それはここが都会の真ん中とは思えないくらい、静かで落ち着いた森。さらに、枕草子にも記述があったり、また源平合戦の舞台にもなったり、歴史的にも貴重な森なのです。森の中を流れる小さな小川。太い幹をした楠。いくら都会の真ん中だって、この森に降り注ぐ太陽は、自然豊かな場所と何ら変わらない、澄んだ光の筋。都会の喧騒に疲れたら、ホッと一息癒しを求めて。生田神社はそんな都会のオアシスでもあるのです。
本殿の裏には豊かな「生田の森」が育っている。森の中を散策路が設けられており、歌碑などが点在している。
森にはクスノキの巨木も多い。
多数の境内社があり、写真は生田稲荷大明神。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 生田神社 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1 |
問い合わせ先 | 078-321-3851 | 生田神社 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | 敷地内有料駐車場 |
公式サイト | http://www.ikutajinja.or.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/生田神社 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d550730-Reviews-Ikuta_Shrine-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202001 |
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