浅茅ヶ原

あさじがはら　□奈良県奈良市

鬱蒼とした森の中にあるのは、深い緑色の静寂。

奈良公園の中でも、一ノ鳥居より北側、三条通りの東側、飛火野よりも南側の一帯のことを指します。
木々が生い茂り、鬱蒼とした森の中で緑色の静寂がしっとりとした空気を作っています。聞こえてくるのは、小鳥が細かくさえずり、鹿たちが枯れ枝をぱきぱきと踏み鳴らす音くらい。そこでじっと耳を澄ませていると、淑やかに流れる浅茅ヶ原の静寂が徐々に体を満たしていきます。

浅茅ヶ原は緩やかな丘陵地で、豊かな自然の表情に癒される。小さな沢が流れ、緑陽が柔らかく降り注ぐ。

森の中、芝生を行き来しながら散策。

古い森は、枝振りにも個性がある。

今は萬葉植物園に移築された、重要文化財の「円窓亭」。

春日若宮おん祭で芸能が奉納される、「春日若宮御旅所」。

やすらぎに満ちた森の陰。

やすらぎに満ちた森の陰。遠くの景色を眺めるようにただぼんやりと万緑の森を眺めていると、誰かに守られているような安心感に包まれます。心ゆくまで癒されてしまう素敵な空間です。
そこを訪れる人々の憂いをたっぷり吸い上げた浅茅ヶ原は、夕刻、どこよりも早く夕闇を迎え、完全な静けさを身に纏います。

浅茅ヶ原は鹿たちにとっても居心地の良い場所。1日を通して、鹿の群れが休んでいる。

初夏には芝生も育ち、それを目当てに鹿が特に増えてくる。

いつ訪れても、緑に包まれている浅茅ヶ原。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称	浅茅ヶ原
所在地	奈良県奈良市高畑町
問い合わせ先	0742-22-0375 ｜奈良公園管理事務所
休業日	-
料金	-
駐車場	周辺有料駐車場
公式サイト	-
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