千本松大橋
せんぼんまつおおはし □大阪府大阪市





<別名「眼鏡橋」、1440°のループ橋。>
大阪市を流れる木津川にかかる「千本松大橋」。船が通るために高さを確保した結果、両岸に720度のループ橋が設けられ、その姿から「眼鏡橋」の愛称で親しまれています。高台から見下ろすループ橋は、ユニークで美しい光景です。本記事では、千本松大橋の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
別名「眼鏡橋」、1440°のループ橋。
正式名称は千本松大橋。橋の下を流れる木津川を船が安全に航行できるように、この橋に仕掛けられたトリックとは、橋桁の高さをぐっと持ち上げるということでした。そのかわり、両岸にはその高さに車を引っ張り上げるために、720°のループが取り付けられました。これを空中から見ると、見事なメガネ構造。そんなわけで、この橋は地元では眼鏡橋と呼ばれます。大阪の大正区と西成区を結ぶ主要な橋となっていて、このユニークな橋を日常としてたくさんの車が行き来しています。

2周しながら高さ33mまで上がり、また2周して地上まで降りる。橋桁を高く上げることにより、大型船でも通れるようにしてある。


ループを走ると、景色が次々に変わってゆく。


橋の袂から、ループを見上げた光景。
けっこうな距離になる、2回転+直線+2回転。
車道の横に歩道も設置されているので歩いて渡ってみました。ループの下から見上げると、頭上に巨大なとぐろが巻いていて迫力があります。ちょっと近未来な印象。結構な上り下りなので、予想していたより渡り終えるのに時間がかかりますが、高さ12階相当の橋の上から見る大阪の港の風景もまた素敵なものでした。
またこの千本松大橋の下には昔ながらの渡船場があります。ポンポンと小気味のいいエンジン音を響かせ、大阪市のマークの入った渡し船が地域の人たちを運んでいます。この渡船場、大阪市の運営する8カ所の渡船場のうちの一つで無料で乗れますので、ちょっと時間があれば乗ってみたいと思っています。

photo_by_足成
千本松大橋は自動車専用。歩行者や自転車に対しては、橋の下を往来する渡し船が今でも運航されている。
photo.
アクセスマップ
■公共交通機関
- Osaka Metro 四つ橋線「北加賀屋駅」4番出口より徒歩約27分(約1.65 km)
- Osaka Metro・JR「岸里駅」または「岸里玉出駅」から徒歩25~26分
- 大阪シティバス:「千本松西詰」または「南恩加島東」停留所下車 徒歩約6分
■車・バイク利用
- 阪神高速15号堺線「津守出入口」から車で約10分
- 近隣にリパーク・タイムズなど、徒歩5~7分圏内にコインパーキング多数あり
■徒歩で渡る場合
- 橋は2段のらせん状高架構造で、歩いて渡るには坂道や階段が続きます(所要約20分)
- 橋の下には無料渡船(千本松渡船場)があり、対岸まで約2分で渡ることも可能
詳細情報
名称 | 千本松大橋 |
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所在地 | 大阪府大阪市西成区、大正区 |
問い合わせ先 | 06-6615-6773 | 大阪市建設局 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000023565.html |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/千本松大橋 |
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