二宮神社
にのみやじんじゃ □兵庫県神戸市
レトロな町並みに鎮座する、勝運の神社。
神戸八社巡りの3社目は、二宮神社。三宮駅の北東、二宮町と名付けられたエリアに鎮座します。周辺は昔ながらの商店街と住宅が混在していて、いい意味で賑わいと落ち着きが同居しているようなエリアです。二宮神社はそんな町並みにすっかり馴染むようにして佇んでいます。というのも境内は南北に細長く、真ん中あたりで東側にも西側にも入口があり、そこをあたかも路地のように歩き抜けてゆく地元の方々も多いのです。だから境内と町並みの境目が曖昧というか、どこか一体となっている錯覚さえ感じるのです。
「正勝さん」と親しまれる、勝運の神様。
二宮神社の拝殿は鮮やかな濃い朱塗りと、どっしりと構えた安定感のあるシルエットが印象的。祭神は「天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)」。正式名を「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやびあめのおしほみみのみこと)」といいます。名前の中に「勝」が3文字も出てくることから、勝運の神様として広く信仰を集めています。地元では「正勝(まさかつ)さん」と呼び親しまれているそうです。
白蛇が祀られている、椋白龍神社。
拝殿をお参りした後はパワースポットとして人気がある境内社、椋白龍神社へ。建物の中に立派な祭壇が設けられていて、縁起が良いとされる白蛇が祀られています。
その隣には、江戸時代末期に伏見稲荷大社から勧請したという稲荷神社。近くには小さな狐の像があり、なぜかとても魅力的に見えました。
二宮市場はもう、究極のノスタルジー。
それと二宮神社の周辺の町並みの、昭和感がとても素晴らしいです。近くにはアーケードの二宮商店街と、片側式のアーケードの二宮筋商店街のふたつの商店街があり、どちらもレトロな雰囲気と寂れた感じがなんとも魅力的です。そのふたつの商店街を結ぶ二宮市場はもう、究極のノスタルジー。ほぼシャッター街となっていますが、今も残る看板とか、ボロボロになりつつあるアーケードとか、たまらなく味のある町並みが続くのです。
かつて戦前までは、このあたりは有名な花街だったそうです。様々な人間模様を飲み込んだ二宮の町並みもまた、二宮神社参拝の際は訪ねたいスポットです。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 二宮神社 |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区二宮町3丁目1-12 |
問い合わせ先 | 078-221-4786 | 二宮神社 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | https://www.instagram.com/ninomiyajinja/?hl=ja |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/二宮神社_(神戸市) |
食べログ | ー |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d9986764-Reviews-Ninomiya_Shrine-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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