おっとっと広場

和歌浦の美味が揃う、漁港の人気スポット。

新和歌浦漁港にある、土日の昼しかオープンしないフードコート「おっとっと広場」。しかも11時から14時までの3時間限定なので、結構綿密にスケジュールを立てて行く必要があります。今回は直前にwakaya津屋でランチしてきたので、買い物メインの訪問です。
漁港そのものなので、駐車場なども港の中にあります。13時を過ぎていましたがかなり混み合っていて、それでもひっきりなしに車の出入りがあります。

絵に描いたような、漁港の昼下がり。

車を停めて外に出ると、いかにも港の香り。護岸には漁船がたくさん停泊していて静かで、絵に描いたような漁港の昼下がりといった光景です。また時折おっとっと広場の建物の方から、海産物を調理する香ばしい匂いが流れてきます。
おっとっと広場は建物の中にあり、館内は想像していたよりずっとこじんまりとした広さでした。中央にテーブルが並び食べられるようになっていて、その周りを屋台のような7店舗が取り巻いています。この漁港から揚がった新鮮な魚介類や、それらの加工品がずらりと売られています。

定番の海鮮丼や、名物のしらす丼。

1番人気は奥の方にある、ヤマニ鮮魚店。海鮮丼が定番ですが、季節によっては太刀魚の刺身丼なんて変わり種も登場するのだとか。またこの辺りの名物である、しらす丼も大人気。入ってすぐ右側にあるコーナーで販売されています。
また建物の外では、網焼きでモクモクと煙と海鮮焼きの香りを放つ屋台が人気。実はこのお店、ごっちゃ汁や海鮮ごまだれ丼などのオリジナルメニューから、寿司、カレー、ラーメン、揚げ物まで、なんでもござれの便利な店。アルコールもあって、店の前のテーブルでは昼間から宴会が出来てしまいます。

新鮮さが違う、「わかしらす」。

少し離れた建物では、水揚げしたしらすを天日干ししているところも。やはりしらす漁が盛んな地域のようです。和歌浦で獲れるしらすは「わかしらす」と呼ばれているそうで、新鮮さが何よりの売りです。
土産物コーナーも充実しているので、買い物にも便利。観光客だけでなく地元の方も利用されるようで、まさに産地ならではの味を楽しめる施設でした。

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