中通り商店街
なかどおりしょうてんがい □長崎県長崎市





出島より古い、長崎最古の商店街。
昼間に横を通った時に「四百年商店街」というバナーが飾ってあるのを見て気になり、夕方に眼鏡橋を訪れた帰りに歩いてみました。長崎では最も古い商店街で、その始まりは江戸時代初期の1625年。鎖国が始まり長崎に出島が築かれる前の時代です。アルコア中通りとも呼ばれ、地元の人たちに愛される商店街です。

「四百年商店街」という幟が目に入った中通り商店街。始まりは江戸時代初期の1625年という、歴史ある商店街。
長崎の飾らない、日常の暮らしがある。
浜町の賑わいから続く通りなので、人通りも多いです。一番街から六番街まで6つのゾーンに分かれていて、長さは約400mほどあります。飲食店をはじめ衣料品や雑貨などの専門店、和洋菓子屋、書店、美容室まで、ありとあらゆるお店が軒を並べます。観光客が求める大きなお店や、浜町アーケードにあるチェーン店とは違って、ほとんどがこぢんまりとした、あるいは個人経営のお店。だから普段の長崎の飾らない生活や日常の暮らしが、直接触れるように鮮明に感じられます。あまり商業化されない商店街って、その土地ごとの特徴が見られて面白いもの。長崎ではこの中通り商店街に、それを色濃く感じることができます。

長さは約400mほどあり、その歴史から老舗も点在する。写真は江戸時代から続く御菓子司「岩永梅寿軒」。


創業天保元年という老舗。


通りには風格を漂わすモダンな店も多い。
随所に昭和を感じる、古めかしい光景も。
歩いたのは遅めの時間だったこともあり、閉まっている店も多かったですが、それでも通りの雰囲気はよく分かるものです。また400年という歴史も、ところどころで感じることがあります。さすがに400年も続くような店はないですが、江戸時代最後の1867年創業の新木鰹節店、1830年創業の和菓子屋梅寿軒などの老舗が有名。また随所に昭和を感じる古めかしい光景があり、それらを探して歩くのもまた楽しみの一つです。

細い道幅とか古い造りの店とか、やはりどことなく歴史の香りがする商店街。地元の方々に親しまれている空気感も素敵。


創業300年という漢方専門の薬局。


こちらは昭和レトロ感溢れる菓子店。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 中通り商店街 |
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所在地 | 長崎県長崎市東古川町~紺屋町 |
問い合わせ先 | 095-822-8888 | 長崎市コールセンター |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://nagasaki.allcore.jp/ |
wikipedia | - |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | - |
LAST VISIT | 202206 |
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