宝塚大劇場
たからづかだいげきじょう □兵庫県宝塚市
華麗なステージで魅了する、宝塚歌劇の本拠地。
中世ヨーロッパの城のような、赤い屋根が特徴的な建物は、すぐ脇を流れる武庫川にその姿を落として、宝塚の街の風景の中で完全に主役を張っています。現在の建物は1993年に建て替えされたものですが、初代の大劇場が出来たのは1924年。それ以来ずっと、宝塚という街の発展の中心には、この宝塚大劇場がありました。
そんな歴史と風格を備えるこの劇場では、毎日のように宝塚歌劇が演じられています。年間で100万人以上の観客を動員するという「タカラヅカ」。もはや説明も不要な宝塚の象徴です。
110年の歴史を数える「タカラヅカ」。夢のステージが始まる前、ホワイエにて。
宝塚の中心部で存在感を放つ建物。
大劇場前の「花のみち」は桜の名所。
薔薇の花に囲まれた「ベルばら」のブロンズ像。
大劇場は隅々まで独特の雰囲気を持つ。
ファンでなくとも、強く心を揺さぶる夢の舞台。
1974年の初演から空前の大ヒットとなった「ベルサイユの薔薇」が再演されるというので、もの珍しさも手伝って観劇に行きました。館内は宝塚歌劇ファンで常に満席、そして独特の熱気。都心から遠く離れたこの街に、毎日毎日劇場を満席にする2500人もの人々が訪れるのは、ちょっと不思議な気持ちにもなります。
でも観劇してみると、これがかなりセンセーショナルで、この盛況ぶりにも納得。華やかにセッティングされた舞台の上で、鍛練に鍛練を重ねた歌やダンスのパフォーマンスは、見る人を魅了する素晴らしいものでした。きらびやかな電飾が輝く大階段、巨大な舞台装置やダイナミックな場面転換も面白く、生演奏のオーケストラ。
それにやっぱりラインダンス。これぞ宝塚歌劇という一糸乱れぬダンスは、毎公演で披露されます。そして大階段を降りながらのフィナーレ。出演者全員が登場し、華やかで迫力さえある圧巻のラストショー。ファンでなくとも強く心を揺さぶるものが、宝塚歌劇にはありました。
演目ごとに趣向を凝らした華麗な緞帳や大道具も見ごたえあり。これから始まるレビューへの期待も高まる。
舞台衣装を着て撮影できる「ステージスタジオ」。
館内のシャンデリアも豪華。
別世界に入ってきたようなホワイエ。
大劇場は2,527人収容の大きなホール。
photo.
アクセスマップ
詳細情報
名称 | 宝塚大劇場 |
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所在地 | 兵庫県宝塚市栄町1-1-57 |
問い合わせ先 | 0570-00-5100 | 宝塚大劇場宝塚歌劇インフォメーションセンター |
休業日 | 水曜日 |
料金 | 公演による |
駐車場 | 周辺有料駐車場 |
公式サイト | https://kageki.hankyu.co.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/宝塚大劇場 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022826-d1441073-Reviews-Takarazuka_Revue-Takarazuka_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
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