由布院温泉
ゆふいんおんせん □大分県由布市
国内2位の源泉数を誇る、温泉リゾート。
雄大な由布岳を望む、山間の小さな盆地に湧く由布院温泉。美しい山容から豊後富士とも呼ばれ、活火山でもある由布岳、その恵みを受けた由布院温泉は湯量が豊富で、国内では別府温泉に次いで850本以上もの源泉が存在します。
金鱗湖を中心に観光施設や洒落たお店が軒を連ね、いわゆる昔懐かしい温泉街ではなく、とても新しい感じのする町並みです。美術館やカフェも充実していて、いかにも温泉リゾートという雰囲気が素敵です。朝から宿の温泉につかり、日中はメインストリートの湯の坪街道や由布見通りを散策。森の木陰のカフェでひと休みしたら、夕方は宿の食事と、また温泉。そんな贅沢な過ごし方が似合う町。
名峰・由布岳の鼓動が聞こえてきそうな、850にも及ぶ源泉は別府温泉に次いで国内2位の多さ。
古くから、「別府の奥座敷」と呼ばれた名湯。
古くから「別府の奥座敷」と呼ばれた由布院温泉ですが、昭和の半ばまでは現在ほど有名ではなく、観光客もまばらなひなびた温泉町だったそうです。しかし町ぐるみで振興に乗り出した昭和40年代以降、特に温泉街にありがちな歓楽色を排して、女性に歓ばれるような温泉をテーマに整備され、今のような明るく居心地の良い温泉街へと生まれ変わりました。もともと持っていた豊富な資源を強みに、現在では押しも押されもせぬ人気温泉へと成長しました。
標高450mに位置する美しい温泉街が人気で、「九州の軽井沢」とも呼ばれる。写真は共同浴場「下ん湯」。
湯布院は町の名前で、その町にある温泉が由布院。
広い範囲にくまなく湯が湧き出すため旅館が一ヶ所に集まらずに点在して、町にはゆったりとした空気が流れるのも特徴。中心にある金鱗湖周辺では、湖底から湧き出す温泉によって作り出される朝霧も必見です。
ところで、ガイドブックを見ていると温泉名が「由布院」であったり「湯布院」であったりして少し不思議。実は、本来「湯布院温泉」というのは存在せず、「由布院温泉」というのが正式なんだそう。昭和30年に旧由布院町と旧湯平町が合併した時に、両方の町名を合体させて「湯布院町」となったのが湯布院という名称の始まりだそうです。湯布院は町の名前で、その町にある温泉が由布院。なるほど、謎がひとつ解けました。
レトロな雰囲気が印象的な由布院駅。手前に停まっているのは「スカーボロ」と呼ばれるクラシカルな観光バス。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 由布院温泉 |
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所在地 | 大分県由布市湯布院町 |
問い合わせ先 | 0977-85-4464 | 由布院観光総合事務所 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://www.yufuin.gr.jp/ |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/由布院温泉 |
食べログ | - |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1023445-d1425002-Reviews-Yufuin_Onsen-Yufu_Oita_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html |
LAST VISIT | 200707 |
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