来島海峡大橋
くるしまかいきょうおおはし □愛媛県今治市





<海の銀座を跨ぐ、世界初の三連吊り橋。>
しまなみ海道で最も南に位置する「来島海峡大橋」。世界初の三連吊り橋という壮大なスケールを誇ります。日本三大潮流の一つ、来島海峡に架かる橋からは、渦潮や多くの船が行き交うダイナミックな光景を一望できます。本記事では、来島海峡大橋の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。
所要時間:30〜45分(通行・景色鑑賞)
海の銀座を跨ぐ、世界初の三連吊り橋。
しまなみ海道の表情豊かな多くの橋の中でも、一番南にあり、一番大きな橋が来島海峡大橋です。大島と四国本土を分け隔てる来島海峡をひとまたぎしています。
来島海峡は鳴門海峡などと並んで日本三大潮流とか、「海の銀座」と呼ばれるように船も多く海の難所として知られています。しかし景色はとても美しく、瀬戸内海に転々と浮かぶ島々を背に緩やかな時が流れ、時には渦潮も見られる海峡です。
風光明媚なこの海峡に架かる大橋もまた、特徴のある外観がとても印象的です。世界初という、3つの吊り橋が連なった来島海峡大橋。その長さは4105mもあり、袂から見るその姿は壮大です。やや霞のかかる天気なのが残念でしたが、旅情をくすぐるに十分な存在感を持つ橋でした。

巨大な吊り橋が3つ連結されているという、壮大なプロジェクト。全長はなんと4.1kmもある。


とにかく巨大で、風光明媚な海峡に聳え立つ。


来島海峡の島々を見下ろす。
小さな島、馬島にも足跡を残しに。
また橋の途中には馬島という、人口30人余りが住む小さな島があります。実は一本の主塔にはエレベータがあり、自転車や原付の場合は降りられるようになっています。しまなみ海道を関西からはるばる原付で訪ねていた道中、もの珍しさに馬島にも足跡を残しに降りてみました。
巨大な主塔を支える小さな島は、写真を見ているような静けさ。雲と海だけが時間を紡いでいるようです。ほとんど人気のない島はどこか外国の島に来たような気持ちになります。外界とは切り離された孤島。ふと見上げた主塔は、ジャックと豆の木みたいに思えます。突き上げる真っ白な塔、そして天空を走る道。それは降りてみて初めて分かる、なんだかこの世じゃないみたいな不思議な光景でした。

歩行者/自転車用のレーンからは、橋脚の下にある「馬島」に降りることができる。
photo.
アクセスマップ
■車でのアクセス
- しまなみ海道(西瀬戸自動車道)今治北ICから車で約5~10分、橋の四国側入口に到着します。
- 尾道方面からは西瀬戸尾道IC経由で約50km・50分。今治北ICからルートがスムーズです。
■公共交通+徒歩/自転車
- JR今治駅からバス(糸山公園・来島海峡展望館行き)で約15~20分、「展望台入口」下車+徒歩約10分でアクセスできます。
- 自転車/徒歩:橋には歩行者・自転車道が併設されており、橋上散策やサイクリングで渡ることも可能です。
詳細情報
名称 | 来島海峡大橋 |
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所在地 | 愛媛県今治市砂場町~吉海町 |
問い合わせ先 | 0898-23-7250 | 本州四国連絡高速道路しまなみ今治管理センター |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | http://www.jb-honshi.co.jp/shimanami/about/shimanami/p07.html |
wikipedia | http://ja.wikipedia.org/wiki/来島海峡大橋 |
食べログ | - |
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