やま中・博多もつ鍋

もつ鍋発祥の地、本場の味を手軽に楽しめる。

もつ鍋発祥の地博多にして大人気のお店が、やま中。博多の中心部からは少し離れた大橋に本店を構えていて、連日カップルから家族連れまでたくさんのファンが舌鼓を打ちます。
外観は立派な屋敷風の造りですが、中はモダンな雰囲気の落ち着いた店内。ほどよく温かな照明の下、いただくもつ鍋は意外なほどリーズナブルで、もちろんその美味しさに会話もはずみ、いつも活気にあふれている雰囲気がいい感じです。

1984年に創業した、やま中。本店は風情ある佇まい。

ジューシーなモツから、凝縮された旨味が弾け出す。

鍋は厨房で温められてから出されるので、すぐに食べられるのがまずうれしい気遣い。たっぷり入っている主役のモツは、ぷりぷりの脂の持ち主。噛むと旨味が洪水のようにあふれ出し、それとともに幻みたいにとろけてゆきます。ただならぬその味に感激するも束の間、脇を固めるニラ、キャベツ、ゴボウがまたそれぞれ個性的で、やま中ならではの味を楽しめます。特にスープをたっぷり吸い込んだゴボウの千切りなんかは、それだけで白飯をいくらでも食べられそうな旨さでした。
スープは味噌、醤油、ぽん酢で食べるしゃぶしゃぶ風の３種類。ニンニクが効いたパンチのある味は、モツのダシがたっぷり染み出し徐々に甘さを増してゆきます。締めにはちゃんぽんを投入して旨味のクライマックス。口の中がひっくり返ってしまいそうなくらい、たまらない美味しさでした。

噛むと旨味が洪水のようにあふれ出し、まるで幻みたいにとろけてゆく。

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