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四万十・川の駅カヌー館 四万十・川の駅カヌー館

四万十・川の駅カヌー館

しまんとかわのえきかぬーかん □高知県四万十市
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ
オススメ度

四万十川の水の流れ、時の流れに身を任せる。

四万十・川の駅カヌー館

四万十川の悠久の流れに乗って、カヌーでの川下りを体験できるのが四万十・川の駅カヌー館。初心者でも十分乗りこなせるように講習もあり、その日のうちに約8kmもの川下りを楽しめます。幾つかのコースがありますが、今回体験したのはたっぷり一日コース。午前中はカヌー館周辺でレッスンを受け、午後から川下りが始まります。
ここで使うカヌーは一人乗りのタイプ。一通りの説明を受けるとさっそく乗り込み、パドルを左右交互に水面に漕ぎ入れ、バランスを取りながら進みます。操縦は意外なほど簡単で、ほんの数分あればコツがつかめてしまうほど。流れのゆるいところでの練習なので、午後からの川下りが待ち遠しくて仕方がありません。

カヌー館から岩間沈下橋まで、約3時間の行程。

四万十・川の駅カヌー館

昼休憩をはさむと、いよいよ川下りのスタート。カヌー館から岩間沈下橋まで、約3時間の行程です。中流域はもっとも四万十川らしい表情が見られるところで、まさに四万十川のハイライトをめぐるツーリングです。
「瀬」と呼ばれるのは、水深の浅いところに見られる、流れが早く波立っているところ。この瀬が各所にあり、ここを通る時が最も楽しい瞬間です。カヌーは前後左右に揺れながらスピードを増してゆき、気を抜くとコントロールできなくなったり転覆したり。でもそれがスリル満点。何度目かの瀬を迎えると慣れたもので、より流れが急なポイントへ挑戦したくなります。

普通は見ることのない、川面からの四万十。

四万十・川の駅カヌー館

瀬を過ぎると「瀞(どろ)」と呼ばれる流れの緩やかな部分。水深は深くなり底が見えないところもあり、流れが少ないのでパドルが主な推進力。ちょっと腕が疲れますが、手を止めて川の流れに任せてもある程度は進みます。パドルを置き、カヌーの上からじっくりと周辺を観察。瀞はゆっくりと四万十川と山々の景色を楽しめるところでもあります。
最終目的地はガイドブックなどでもお馴染みの岩間沈下橋。約3時間のカヌーは、あっという間に感じられてしまいます。普通は見ることのない川面からの四万十の風景。風が体を洗い、見上げると山々の緑が空にそそり立つように川と自分を包んでいます。

四万十川の流れと、一体となって。

四万十・川の駅カヌー館

そしてなんと言っても四万十川との一体感。昔せせらぎに浮かべて遊んだあの笹舟になったみたいに、四万十川の流れと一体となって進むカヌー。そこから見るのは川の流れと同じ早さでスクロールしてゆく風景。速すぎでもなく、遅すぎでもなく。それこそが、まさに四万十の時の流れです。
その日、他の誰よりも四万十川を理解できたような気がして、その満足感はちょっと大袈裟に膨らんでしまいました。さらに追い討ちをかけるように心を満たしてくれたのは、その夜くっきりと姿を表した満天の星と天の川でした。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 四万十・川の駅カヌー館
所在地 高知県四万十市西土佐用井1111-11
問い合わせ先 0880-52-2121 | 四万十カヌー館
休業日 1月1日~1月3日
料金 -
駐車場 無料駐車場
公式サイト http://www.canoekan.com/
wikipedia -
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1023359-d4341868-Reviews-Kawanoeki_Canoe-Shimanto_Kochi_Prefecture_Shikoku.html
LAST VISIT 200909                         

※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。

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