いのたに・徳島ラーメン
いのたに・とくしまらーめん □徳島県徳島市
濃厚な醤油豚骨は、徳島ラーメンの元祖。
濃厚なしょうゆ豚骨のスープが特徴の徳島ラーメン。その超人気店が眉山の麓で営業する老舗、いのたにです。地元の海産物や野菜を惜しみなく使用したスープは、ご当地麺として絶大な人気を誇る徳島ラーメンのまさに元祖。横浜ラーメン博物館への出店とその大盛況もあって、今や全国にその名を知られる名店です。
店先の真っ赤なテントが目印。引き戸をガラガラと開けると、明るく小ざっぱりとした広い店内。大きなコの字型のカウンターがあり、一昔前の大衆食堂のような懐かしい雰囲気が漂います。食券機で「肉入り中華そば」、「卵トッピング」、「めし」を注文。カランと音を立てて落ちてくるプラスチックの札が食券です。
徳島市中心部からほど近く、店先の真っ赤なテントが目印。店内も一昔前の大衆食堂のような懐かしい雰囲気。
毎日食べられるラーメン、それはこの街のスタンダード。
席につくとお冷と赤いレンゲがまず出てきます。レンゲはコップの上に。レンゲを手に持って水を飲んで、またコップの上にチョコンと乗せておきます。なかなかちょっと見ない光景なので、それを見るたびに遥々海を越えていのたににやって来たことを実感します。
麺がなくなり次第閉店という完全自家製、細目のストレート麺。黒に近いほど濃い茶褐色のスープ、やや固めに茹で上げた麺の上には、アクセントカラーのように卵黄がぽっこりと乗っています。スープは見た目ほどのこってり感はなく、意外なほどにあっさりしています。でも豚骨と醤油の絶妙な融合が生んだコクの深さは強力。実に飲み応えのあるスープです。甘辛く煮込んだ豚のバラ肉が入っているのも徳島ラーメンの常識。卵と絡めた時のまろやかな味がやみつきになります。
このオリジナリティーあふれる徳島ラーメン。「脂っぽくなくあっさりしていて、毎日食べられるラーメンを」と、苦労と試行錯誤を繰り返し作り出したという初代店主の熱い思いが詰まった一杯。そのすべてが具現化されたラーメンは、この街のスタンダードとなってゆきました。それは一口食べて納得。徳島を訪れるたびについつい寄ってしまう名店です。
photo_by_Kuruman_CC_BY_2.0_from_flickr.com
豚骨醤油スープのコク深さは強力。甘辛く煮込んだ豚のバラ肉が入っているのも徳島ラーメンの定番。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | いのたに・徳島ラーメン |
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所在地 | 徳島県徳島市西大工町4-25 |
問い合わせ先 | 088-653-1482 | いのたに |
休業日 | 月曜日 |
料金 | - |
駐車場 | 無料駐車場 |
公式サイト | http://www.inotani.jp/instanthp/page01.html |
wikipedia | - |
食べログ | http://r.tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36000011/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298236-d1691370-Reviews-Inotani-Tokushima_Tokushima_Prefecture_Shikoku.html |
LAST VISIT | 200804 |
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