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谷瀬の吊り橋 谷瀬の吊り橋

谷瀬の吊り橋

たにせのつりばし □奈良県吉野郡十津川村
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ日本百名橋
オススメ度

POINT

<村の生活を支える、日本一の吊り橋。>
奈良県十津川村、日本一の長さを誇る生活用吊り橋「谷瀬の吊り橋」。スリル満点の揺れる板の上からは、眼下に広がる十津川の大自然を一望できます。雄大な景色の中に威容を誇るその姿は、一度は渡ってみたい絶景です。本記事では、谷瀬の吊り橋の魅力やアクセス、実際に訪ねて分かったオススメ情報などを詳しく紹介します。

KEYWORD

#奈良県 #十津川村 #建造物・景観 #橋 #吊り橋 #眺望 #日本百名橋

村の生活を支える、日本一の吊り橋。

思わず足がすくむ長さ297m、高さ54m。鉄線で吊られた橋としては日本一の長さを誇ります。もともとは地元の生活道路として村人のカンパで建設されたものだそうです。それがこのようにスケールの大きいものだったため、瞬く間に観光名所となりました。
いよいよスタート地点に立つと、まず対岸の遠さに驚きます。吊り橋のワイヤーや床板が一点透視で対岸へ伸びていて、もっと長い橋に感じるんです。それにもうひとつの驚きが、床の部分が木であること。その木も足を踏み出すとカタカタと動くんです。どこかのホームセンターにあるような木で、揺れるワイヤーの上になんとなく無計画に置かれたかのような。もちろん釘や針金で固定され、安全に管理されているんですが、やっぱり初体験の時は怖いです。

谷瀬の吊り橋

吊り橋近くにある案内板。昭和29年に架設されたことが書いてあるが、以来地元の方々の生活に欠かせない橋として使われてきた。

谷瀬の吊り橋 谷瀬の吊り橋

材料はワイヤーと板、金網のみ。

谷瀬の吊り橋 谷瀬の吊り橋

西日を浴び、吊り橋は黄金色に輝いていた。

揺れる足元と、揺るぎない存在。

いざ渡り始めると予想通り橋は揺れます。欄干に捕まろうにも、それこそ頼りない鉄線だし、微妙に手の届かないところにあるので、バランスを取りながら進むしかありません。さらに床部分の幅も80cmと狭く、他の人とすれ違うのも、お互い体を横向けないといけないんです。真ん中あたりまで来ても、まだまだゴールは先に見えてしまいます。そして何とか対岸に渡り終え、ひと仕事終えたような安堵感を覚えても、もう一度戻らないといけないので、また気が引き締まってしまいます。地元の方は自転車やカブで渡ってしまうというから驚きです。
今渡ってきた吊り橋を眺めると、あらためてそれは美しい橋です。橋を支える無数の鉄線は美しい曲線を描いています。谷瀬の吊り橋は、ぐるりを山に囲まれ十津川の流れをはるか眼下にした自然の風景の中に、大きく直線的で、人工的なシルエットで威容を誇っています。

谷瀬の吊り橋

豊かな自然の中を空中散歩。直線的なシルエットは周りの風景とのコントラストを強くし、威容を誇っている。

photo.

アクセスマップ

■車でのアクセス
  • 京奈和道・五條ICまたは南阪奈道路・葛城IC → 国道168号経由で約1時間30分〜2時間(大阪方面より)(車ルート)
  • 現地「上野地」村営駐車場に30〜60台分の駐車スペース有(2時間500円程度)
■電車+バスでのアクセス
  • JR五條駅(または近鉄八木駅)から奈良交通バス「新宮行き」→「上野地」バス停下車、徒歩約1〜3分で吊り橋入口が見えます
  • 所要:約1時間50分(五條駅発)〜約3時間(八木駅発)、本数少なめのため時刻要確認

詳細情報

名称 谷瀬の吊り橋
所在地 奈良県吉野郡十津川村上野地
問い合わせ先 0746-63-0200 | 十津川村観光協会
休業日 -
料金 -
駐車場 周辺無料駐車場:250台
公式サイト https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/谷瀬の吊り橋
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121333-d1386032-Reviews-Tanizeno_Tsuribashi-Totsukawa_mura_Yoshino_gun_Nara_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 200410                         

※掲載のデータは当ページ更新時点でのものです。以後の変更や詳細な情報につきましては、ご自身でお問い合わせの上ご確認いただきますよう、あらかじめご了承ください。

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