弁天橋

湖面に映える、鮮やかな赤鉄橋。

三重県名張市にある青蓮寺湖にかかる鉄橋です。観光として特に取り上げられるほどの橋ではありませんが、印象的な景色だったのでご紹介します。
青蓮寺湖はダムによって出来た人造湖で、周辺はぶどう狩りで有名です。市街地方面から来ると、ダムの堤防上を渡ったところは、一面ぶどう畑となり、夏から秋にかけてはたくさんの人で賑わいます。ぶどう畑の方面には行かず、道なりに進むと出会えるのがこの弁天橋です。

青蓮寺湖の深い青色との対比が美しい赤鉄橋。ちなみに青蓮寺湖に架かるもう一つの「青蓮寺橋」は、鮮やかなブルーで対照的。

誰もいない、独り占めの世界。

最初見た時、鮮やかな赤色が、こんもりとした山に支えられ、その全容が湖面に映っている様子にハッとしてしまいました。とても美しい景色なのに、このあたりは交通量もほとんどなく、自分だけがこの景色を見たような優越感がありました。思わぬところで発見した、掘り出し物の佳景です。橋に順光で日差しのあたる午前中がオススメです。

提供：三重フォトギャラリー

弁天橋を渡って青蓮寺川を上流の方へ向かえば、絶景の紅葉で有名な香落渓へ続いている。

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