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旧和田岬灯台 旧和田岬灯台

旧和田岬灯台

きゅうわだみさきとうだい □兵庫県神戸市
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オススメ度

赤色が鮮烈な、現存最古の鉄製灯台。

海岸を歩いていて真っ赤な色に誘われて訪れたのは、旧和田岬灯台。地元では「赤灯台」と呼ばれて親しまれていて、風光明媚な須磨海岸の松原と青い海と空に映えています。明治時代に建造されたもので、鉄製の灯台としては現存する日本最古の灯台。何気なく風景に溶け込んでいますが、国の登録有形文化財にも指定されている貴重な歴史的建造物なのです。

旧和田岬灯台

今は記念碑として、須磨に聳える。

兵庫開港のために、この灯台が造られたのは1871年(明治4年)。当初は木造でしたが、1884年に鉄製に改築されました。元々はここから5kmほど東の和田岬にありましたが1963年に役目を終えて、須磨海岸に移設されました。今は灯台としては稼働していなくて、記念碑的に保存されています。

旧和田岬灯台

無数のビスは、いかにも鉄の建造物。

遠くから見てかなり目立つ赤色ですが、近くで見るとより鮮烈な赤色です。ただどこか優しさを帯びた色で、緊迫感とか威圧感は皆無。太陽に照らされて穏やかな表情を感じます。高さは約16mあり、それなりに大きさを感じます。基壇部と上部が六角錐で、中心を円柱が頂部まで貫いている、独特の形状です。鉄板をつなぎ合わせる無数のビスを見ると、いかにも鉄の建造物であることが実感できます。この旧和田岬灯台のデザインは、その後の鉄製灯台へと踏襲されていったそうです。

旧和田岬灯台

1年に1度だけ、内部が公開される。

そんな貴重な旧和田岬灯台、ぜひ内部も見てみたいものですが、実は1年に1度だけ、11月1日(この日は「灯台の日」だそうです)に公開されています。ニュース画像を見たのですが、円柱の中を駆け上っていく急な螺旋階段が印象的でした。せっかくの地元の文化財なので、一度内部の見学に行きたいと思っています。

旧和田岬灯台

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 旧和田岬灯台
所在地 兵庫県神戸市須磨区須磨浦通1丁目1
問い合わせ先 078-739-1220 | 須磨海浜公園
休業日 -
料金 -
駐車場 有料駐車場
公式サイト
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/和田岬灯台
食べログ
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d23281532-Reviews-Old_Wadamisaki_Light_House-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
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