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国際通り 国際通り

国際通り

こくさいどおり □沖縄県那覇市
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オススメ度

戦後復興の具現であり、希望であった道。

国際通り

沖縄最大の繁華街。那覇のシンボル的存在であり、沖縄本島を初めて訪れた観光客はまず間違いなく足を踏み入れるストリートではないでしょうか。25年ぶりに沖縄に来た今回の旅の宿も国際通りに近かったため、本島滞在中はほぼ連日通うことになりました。
よく言われるように、確かに今の国際通りはかなり観光客向けになっていて、南のバカンスの島にありがちな様相を呈している感じは否めません。もはや地元の方々が買物をする場所はないほど、土産物屋と飲食店に溢れています。そしてどこも同じものを売っているような。もちろん、そこかしこに沖縄らしさが散りばめられているのは確かですが、観光客としてなら一度歩けば国際通りのだいたいのことは分かるような感じです。

闇市から活気付いた通りは、沖縄復興の象徴となった。

国際通り

まだ昭和の時代でしたが、前にこのストリートを歩いた時には、もっと雑然とした、アナログで多様な楽しみ方があったように思います。
でもなぜ、国際通りがここまで有名になったのか。まだ小学生だったあの頃には興味のないことも、さすがに今は知りたくなります。歴史はやはり沖縄戦まで遡ります。この島では戦争のことを考えないわけにはいきません。
このストリートはかつて那覇の郊外であり、のどかな畑が広がる土地だった。そしてあの忌まわしい未曾有の戦災により焼け野原になったこの地に、首里に真っ直ぐ向かう一本道が作られた。やがて米軍の接収によって行き場を無くした人々が通りに集まり、闇市が開かれるようになり、活気付いた通りは沖縄復興の象徴として発展を続けたーー。

復興のシンボル、「奇跡の1マイル」。

国際通り

文字で並べてしまうことは簡単でも、想像もできないほど苛酷な戦禍に見舞われた沖縄では、この道はまさに戦後復興の具現であり、希望であったのです。
約1.6kmのまっすぐな道は、いつしか復興のシンボルとして「奇跡の1マイル」とも呼ばれるようになりました。ちなみに1948年にアーニー・パイル国際劇場という映画館がこの通りに沿いに開業し、それから国際通りと呼ばれるようになったそうです。

華やかな通りを、左右の路地も見ながら。

国際通り

今や観光客向けの大きな商業ストリートとなってしまいましたが、それでも国際通りの近くには昔ながらの商店街の風情が残る平和通り、その先にはザ・沖縄を満喫できる牧志公設市場など、まだまだ沖縄の風土を感じられる場所があります。
華やかな通りを楽しみつつ、左右の路地を見ながら、気が向けば国際通りを一歩踏み外してそぞろ歩きをしてみる。そんな楽しみ方が、国際通りを歩くコツかもしれません。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 国際通り
所在地 沖縄県那覇市松尾牧志周辺
問い合わせ先 098-863-2755 | 那覇市国際通り商店街振興組合連合会
休業日 -
料金 -
駐車場 周辺有料駐車場
公式サイト http://kokusaidori.jp/
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/国際通り
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298224-d1373583-Reviews-International_Street_Kokusai_Dori-Naha_Okinawa_Prefecture_Kyushu_Okinawa.html
LAST VISIT 201412                         

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