神戸の中華そば もっこす
こうべのちゅうかそば・もっこす □兵庫県神戸市
もはや神戸のソウルフード、青春の味。
尾道ラーメンや博多ラーメンのように、神戸ラーメンというジャンルはありませんが、神戸のラーメンといえばという代名詞的な存在なのが「もっこす」です。学生時代からあまりにも身近な店だったのでご紹介するかどうか迷っていましたが、神戸を代表するお店でもあるので記事にしてみます。
もっこすは1977年に湊川神社の北側、大倉山に創業しました。創業者の地元である熊本では「頑固者」という意味だそう。赤い暖簾、丸のなかに「も」と書かれたロゴマークで馴染み深く、神戸市民に親しまれてきました。
すべての始まりは、大倉山の総本店。
店舗はいくつかありますが、全て兵庫県内。今回ご紹介するのは大倉山の総本店です。店内には大きな赤いテーブルが3つあり、ぐるりを取り囲むようにイスが置かれています。
メニューはいたってシンプル。「中華そば」と、チャーシューが大盛になる「チャーシューメン」、それと比較的最近に出来た「つけ麺」の3種類のみです。私はいつも決まって基本の「中華そば」。それとライスを注文します。
豚骨ならぬ、豚足醤油スープ。
もっこすの中華そば、まずスープがやみつきになります。時間をかけて豚足や豚皮、香味野菜を煮込み、熟成した醤油だれをブレンドした珠玉のスープ。豚骨ならぬ、豚足醤油スープと謳われています。こってり濃厚なのですがどこかスッキリとしていて、これがいつも飲み干してしまうほど、中毒的旨味のあるスープなのです。
麺は自家製の細ストレート麺。少し硬めに茹でられた状態で提供されますが、食べ進むうちにだんだんと柔らかくなってきます。この細さが自慢のスープをたっぷり絡め取り、もっこすのラーメンが完成します。
チャーシューで葱を包んで、ライスを。
それと普通でも大量に入っているチャーシュー。7.8枚は入っています。これがまた美味で、ライスと一緒にいただくのがオススメ。チャーシューで葱を包んで、よく出来たおかずのような感覚です。さらに口の中へ追いスープをすると、もう絶品。やめられない美味しさです。チャーシューメンを頼めば、この倍ほどのチャーシューが入り、もはやチャーシューでラーメンに蓋をしたようなビジュアルも人気です。
店名の意味通り、こだわりの名物中華そば。
学生時代に初めて食べてハマってしまい、以来30年近く、通い続けているラーメン店。昔は総本店は24時間営業していて、飲んだ後の〆ラーメンによく通ったものです。当時はタバコの灰皿がなく、床に直接灰を落とし、吸い殻も床に捨てていたのも衝撃的でした。もちろん今はそんなことは出来ないですが。
とにかく私にとっては変わらず愛し続ける店であり、青春の味でもあるのです。
頑固者という「もっこす」の意味通り、こだわりの名物中華そば。神戸に来た時はぜひあじわいただきたいラーメンです。
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アクセスマップ
詳細情報
名称 | 神戸の中華そば もっこす |
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所在地 | 兵庫県神戸市中央区楠町7丁目1-3 |
問い合わせ先 | 078-361-3405 | もっこす 総本店 |
休業日 | - |
料金 | - |
駐車場 | - |
公式サイト | https://moccos.jp/ |
wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/もっこす |
食べログ | https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28001546/ |
トリップアドバイザー | https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298562-d1701565-Reviews-Mokkosu_Okurayama_Sohonten-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html |
LAST VISIT | 202403 |
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