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北野異人館街 北野異人館街

北野異人館街

きたのいじんかんがい □兵庫県神戸市
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ
オススメ度

異国情緒あふれる、神戸観光のハイライト。

北野異人館街

三宮駅を北へ歩き、山手幹線を越えたあたりからは、六甲の山並みに向かって上り坂が始まります。ハンター坂と呼ばれるこの坂道をしばらく進み、洋風のかわいらしい建物が並ぶ一帯が北野異人館街。六甲山の緑に寄り添うように美しい街並みが広がり、東西約750m、南北約400mが重要伝統的建物群保存地区に指定されています。
江戸末期の1858年に開港した港町・神戸には、横浜や長崎と同じように外国人居留地が作られました。北野のあたりにも外国人用の住宅が作られ、それが現代まで残されているものです。今は北野を中心に30棟ほどの洋館があり、20棟ほどが公開されています。

煉瓦造りや、石造りの洋館が建ち並ぶ通り。

北野異人館街

煉瓦造りや石造りの洋館が建ち並ぶ通りは異国情緒にあふれ、港町特有のハイカラな雰囲気に包まれています。そんな中を、坂道や階段を上ったり下りたり、細い路地を抜けながら散策するのがこの街の歩き方。休日にはたくさんの観光客で賑わいますが、できれば人の少ない平日に訪れるのがおすすめ。北野異人館街は、水彩画で描いたような昼下がり、優しくて静かな陽光が似合う街です。
うららかな太陽は、異人館街のいろいろの素敵なものを照らします。歩いていると、ほんの些細な、例えば煉瓦塀に生えた草だとか、オイルペンキの壁に庭木の影が映るとか、普段は気にも留まらない街角の景色がとても綺麗に感じられます。空襲を受けなかった地域でもあり、昔ながらの街の空気が漂うのも特徴のひとつ。時間が醸し出した温もりと包容力をも感じる街並みが素敵です。

北野の象徴、「風見鶏の館」と「うろこの家」。

北野異人館街

異人館街にはたくさんの見どころがあります。北野の象徴、ドイツの伝統様式で、異人館街の中でも唯一の煉瓦の外壁を持つ「風見鶏の館」は北野の象徴。「うろこの家」は最初に公開された異人館で、なんと国の重要文化財、外壁に多用された天然石のスレートが魚のうろこみたいなことからそう呼ばれます。1894年築、現存する最古の異人館「東天閣」。1903年当時のアメリカ総領事、ハンター・シャープ(ハンター坂の名の由来となった人物)の邸宅で、独特の外壁色が印象的な「萌黄の館」。歩き疲れたらカフェでひと休憩をして、半日くらい、同じ道を何度か通りながら北野散策を楽しみます。

今も新しいモノや、価値が生み出されている。

北野異人館街

かつて神戸市内には、1000棟以上もの異人館があったといいます。もちろん明治や大正時代の話なので、今ではそのほとんどが建て替えられています。残された貴重さはもちろんですが、その建物を利用して今もどんどんと新しい物や価値が生み出されているのも北野の特徴。洒落たサロンがありギャラリーがあり、また数多くのイベントもあり、訪れるたびに楽しませてくれる街。北野の坂を歩くと気分が朗らかになる、異人館街のその落ち着いた景観の中には、確かに人を鼓舞してくれる力があります。

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アクセスマップ

詳細情報

名称 北野異人館街
所在地 兵庫県神戸市中央区北野町
問い合わせ先 078-251-8360 | 北野観光案内所
休業日 -
料金 -
駐車場 周辺有料駐車場
公式サイト http://www.kobeijinkan.com/
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/北野異人館街
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298562-d1384611-Reviews-Kitano_Ijinkan_gai-Kobe_Hyogo_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 201901                         

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