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金峯山寺 金峯山寺

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金峯山寺

きんぷせんじ □奈良県吉野郡吉野町
公式HPwikipediaトリップアドバイザー食べログ国宝世界遺産
オススメ度

蔵王堂の迫力に圧倒される、修験道の総本山。

金峯山寺

信仰の山、吉野山に悠久の時を経て鎮座する金峯山寺。世界遺産にも登録されたこの寺は、7世紀の末頃に役行者(えんのぎょうじゃ)によって創建され、修験道の総本山とされている寺院です。この吉野山の金峯山寺と、南方へ20kmほど離れた女人禁制で知られる大峯山寺はもともとひとつの寺院として存在し、古来から山岳信仰の聖地であったこの広大な地域全体を金峯山と呼んでいたそうです。
金峯山寺の本尊は蔵王権現というもので、仏教でいう仏や神道でいう神とも別の、独特の考え方。秘仏とされる3体の蔵王権現が安置されています。確かに、境内には普通の寺や神社とはまた別の、独特の雰囲気を感じることができます。

剛毅で豪壮な雰囲気に包まれた、蔵王堂。

金峯山寺でまず心打たれるのは、本堂の蔵王堂が放つ圧倒的なオーラ。今まで数多くの寺社を見たとしても、どれをも凌駕する剛毅で豪壮な雰囲気に包まれています。それは一種独特の存在感。幅36m、高さ34m、東大寺の大仏殿に次ぐと言われる相当に大きな建物なんですが、日本中の歴史を一手に背負ったかのような、何をも寄せ付けないような威風堂々たる存在感を放っています。初めて見た時は、かなりの衝撃を受けたものです。

いたるところに、修験道独特の概念や文化が息付いている。

建物を支える68本の太い柱には、松や杉、梨やツツジなどの自然木が丸柱として整形せずにそのまま使われています。それぞれが生きていたままの、生命のうねりを感じさせるような曲がりを持ったまま、この巨大な屋根を支えている様子には圧倒されます。また長年に渡って参詣者を迎えすり減った床や柱の感じであるとか、どこを見てもそれぞれに力強い表情を持っていて、まさにこの蔵王堂そのものが巨大な生物のごとく蠢いているように見えます。その迫力はまさに圧巻、必見の価値ありです。
他にも金峯山寺では、高さが20mもある豪壮な仁王門、東大寺の大仏鋳造の際の余った銅を使ったと言われる銅の鳥居なども見どころ。また参道沿いに並ぶ旅館や土産物店にも修験道独特の概念や文化が息付いていて、ちょっとしたパラレルワールドに迷い込んだ気分に浸りながらの散策も楽しいものです。

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アクセスマップ

詳細情報

名称 金峯山寺
所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
問い合わせ先 07463-2-8371 | 金峯山寺
休業日 無休
料金 -
駐車場 なし
公式サイト http://www.kinpusen.or.jp/
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/金峯山寺
食べログ -
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121327-d1386050-Reviews-Kinpusenji_Temple-Yoshino_cho_Yoshino_gun_Nara_Prefecture_Kinki.html
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