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三井寺力餅本家 三井寺力餅本家

三井寺力餅本家

みいでらちからもちほんけ □滋賀県大津市
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創業は明治2年、大津名物の和菓子。

三井寺力餅本家

三井寺を参拝したその足で、このあたりの銘菓として名を馳せる三井寺力餅本家を訪ねました。この和菓子屋はびわ湖浜大津駅の近く、店の前の道路には京都からやってくる京阪電鉄の路面電車が往来します。実は関西では路面電車というのは今では珍しく、この路線か大阪の阪堺電車くらいしかないのです。だから店に入る前にも、わざわざ立ち止まってしばらく路面電車が行き来するのん眺めていたりしました。乗り物好きの男子としては、やはりどうしても目がいってしまうものなのです。

武蔵坊弁慶の故事に由来する、名物「力餅」。

三井寺力餅本家

さて三井寺力餅本家ですが、創業は明治2年という大変な老舗です。この場所で産声を上げ、ずっとこの場所で営まれているそうです。名物は屋号にもあるように、ズバリ「力餅」。事前のリサーチでは三井寺の故事にちなんだ命名だそうで、あの武蔵坊弁慶が延暦寺から三井寺まで梵鐘を運んだ力技に由来するそうです。だから最初の想像では、とてもずっしりと重い餅なのか、がっしりと硬い餅なのか、そんなイメージを持っていました。

想像を裏切る、衝撃の柔らかさ。

三井寺力餅本家

店内はそれほど広くなく、販売コーナーと少しのテーブル席がある程度。奥にはガラス張りの作業部屋が見えますが、この時は誰もいませんでした。さらに奥には喫茶コーナーがあったりしますが、この日は店頭で持ち帰り用を購入し、ゆっくり自宅でいただくことにしました。
三井寺力餅本家の力餅は、いい意味で想像を裏切るものでした。とても小さくて、そしてとんでもなく柔らかいのです。可愛らしく三つの餅が串に刺してあり、パッケージ全体にぎゅうぎゅうに敷き詰められた草色のきな粉の中に埋もれています。土の中から宝物を引っ張り出すようにして小皿に載せれば、とてもお上品な見た目。どこをどうみれば弁慶の怪力に結びつくのか、まさにその真逆の印象です。

今でもまた、新しい味に挑戦していく。

三井寺力餅本家

味もすごく品のある感じで、余計な甘さもなく、とても食べやすい味になっています。やはり口の中でまろやかに崩れていく柔らかさが特筆ものです。特徴的な草色のきな粉は、青大豆と抹茶が入っているから。優しい風味がホッとした気持ちにさせてくれます。
季節によっては力餅を使ったソフトクリームも楽しめるそうです。創業150年以上という歴史と誇り、しかし今でもまた新しい味に挑戦していく進取の気風。三井寺力餅本家がこの地で愛され続ける理由がわかった気がしました。

photo.

アクセスマップ

詳細情報

名称 三井寺力餅本家
所在地 滋賀県大津市浜大津2丁目1-30
問い合わせ先 077-524-2689 | 三井寺力餅本家
休業日 無休
料金 -
駐車場 -
公式サイト https://www.tikaramoti.jp/
wikipedia -
食べログ https://tabelog.com/shiga/A2501/A250101/25003631/
トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298202-d1696881-Reviews-Miiderachikaramochi_Honke-Otsu_Shiga_Prefecture_Kinki.html
LAST VISIT 202108                         

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